
トイレリフォームのポイント

トイレの交換、リフォームで多いのは和式便器を洋式便器に変更したり、古いタイプの洋式便器を新しいものに変更したりする事例です。
また、床・壁・天井の張り替えや塗装、洗面所や収納スペース、手すりの設置など、内装を一新するケースも増えています。
もちろんリフォームの内容によって、費用や工期が大きく変わってくるので、目的と予算を比べながら、工事内容を絞り込んでいきましょう。



一般住宅のトイレ
一般住宅のトイレ
タンク付き、タンクレス、手洗い付き、手洗いなしなどをお選びできます。また温水洗浄便座、温便座などがセットになったものや節水型、お掃除機能が付いたものなど種類は様々です。
戸建て住宅では
節電節水型・タンクレスともに人気です。
マンションでは
戸建と比べマンションやアパートはトイレスペースが狭い場合があるので、タンクレスの方がトイレスペースを広くでき、またデザインも様々で人気です。
耐久年数
10年~15年(使用状況による)
リフォームの仕方
トイレリフォームを行う場合、まず既設トイレの撤去をしていきます。
それから給排水の振回し工事、クッションフロア(床)クロス(壁)の貼替えの作業を行っていきます。
新設トイレの取付け、和式から洋式への変更の場合は床の造作が必要となります。
バリアフリートイレ
特徴
バリアフリートイレの一般的なものは手摺りの設置と床のバリアフリー化ですが、手摺りは壁に取り付けるものと、床に取り付る両肘掛け手摺りがあります。また、便座が上下する補高便座もございます。メリットは体に負担をかけず快適な生活ができることですが、トイレだけではなく家全体のバリアフリー化が必要です。
耐久年数
5年~7年程度(使用状況による)
リフォームの仕方
フロアとトイレに段差がある場合はトイレ側の床をフロア側と同じレベルにボードなどで加工しフロアと一緒にフローリングを貼りかえるかまたはトイレとフロアの境に段差ができないように見切り材をいれトイレ側をクッションフロアを貼っていきます。
バリアフリー化に合わせて手摺りをつけると良いでしょう。

リフォーム日数の目安と費用

和式→洋式
本体価格
10万~20万程度
工事費
10万円程度
工事日数目安
5日~7日程度
集合住宅の場合
本体価格
10万~20万程度
工事費
5万程度
工事日数目安
5日~7日程度
最近のトイレ事情
洋式便器も日々進化しています。暖房便座や温水洗浄などの機能面はもちろんですが、洗浄方法や溜水面(水が溜まる部分で、ここが大きいほど汚物が付着しにくいと言われます)が異なるなど、さまざまなタイプの便器があります。
素材の多くは陶器ですが、水あかが付きにくいとされるアクリル樹脂をベースにした便器も登場していますし、掃除がしやすいように、汚れがたまりやすい便器のふちの形状を工夫しているものもあります。
最近の便器はエコにも配慮されており、古い便器と比較してより少ない水でキレイに流せるものが増えているのもうれしい限りです。